岩手 盛岡じゃじゃ麺

この地域で小麦粉がたくさん穫れることに目をつけて、創業者である祖父はお菓子をつくって売り始めたんだけど、お礼の品として乾麺をつくって配っているうちに、本業が製麺になったんだよな～。

私は中途入社して、生・半生麺の製造を担当させてもらっています。使っている小麦粉が10種類あってそれぞれ一長一短で、粉や配合の違いがわずかであっても出来が大きく変わるのが難しいですね。水の量や温度が少し違うだけでも変わるから季節によって水の温度を変えなきゃいけないし…、管理がすごく大変です。

そうだよね、いつも苦労してもらっているもんね。苦労してつくった麺が美味しいという評判をネットや電話で聞けるのが嬉しいよ。ぜひ別の麺も試したい、と言ってくれることもあるんだよ。

嬉しいですね！私は直接お客さんから伺うことはないけれど、専務や営業・事務員からお客さんの声を聞いて喜んでいます。

専務として、はるき君のように頑張ってくれる従業員のために、皆の生活を成り立たせるファミリー企業になれるように頑張らなきゃって思っているよ。

うちの麺は地域の人が昔から慣れ親しんでいて、私も子供の頃から知っている麺なんですよ。下の世代の子供達にも親しまれる麺であり続けたいですね！