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なんで必要なの? 引き出物に入れる縁起物

日本で結婚式を挙げる時、何度となく耳にする言葉。「縁起」。式の日取りや色、NGワードなど・・・。「縁起の良し悪し」を気にするべきものがたくさんあります。大辞林によると縁起とは、「物事の吉凶の前兆。きざし。前ぶれ」などの意味があるそうです。人生の大切な門出に、より多くの幸せを呼び込み、できるだけ災いを遠ざけたいというのは、誰もが願うことですよね。結婚式の引き出物には、「縁起物」を入れる習慣があります。でも中には、「何でこれが縁起物なんだろう?」、「何でこれは縁起がわるいんだ?」と思うこともありますよね。そこで今回は、一般的な引き出物の縁起物とその意味をご紹介します!


縁起物にはどんなものがあるの?

縁起物は地域によって異なることもあるようですが、引き出物の縁起物としてよく用いられるのは次のものです。
夫婦円満や子孫繁栄、長寿の意味をもたせたものが多いようです。
〜日本古来のもの〜
【鰹節】
最もメジャーな縁起物のひとつが鰹節です。でもそもそもなんで縁起がいいとされるか知っていますか?
鰹節には、鰹節の背側から作る雄節(おぶし)と、腹側の肉で作る雌節(めぶし)の2種類があります。これが対になっていることから、夫婦円満を連想させることから、引き出物として定着したそうです。家庭で日常的に使うものなので、贈りやすいというのも人気のポイントかもしれませんね。
【梅干し】
日本の食卓でおなじみの梅干しも、縁起物のひとつです。梅干しにシワが寄っていることから、「シワが寄るまで健康に過ごせますように」という長寿を願って贈るそうです。また梅の木は「母なる木」と書くため、子孫繁栄のとしての意味もあります。
【うどん】
その太さと長さから、長寿を願う縁起物として用いられてきた「うどん」。長寿以外にも、夫婦やゲストとの絆を太く長いものにという思いも込められています。
【昆布】
「慶ぶ(よろこぶ)」という語呂合わせで、慶事の常連ともいえる昆布。昆布は成長が早く繁殖力が強いことから「子夫婦(こんぶ)」と書いて、子孫繁栄の意味を持たせることもあります。
【箸】
毎回の食事に使うことから、食べることに困らないよう「長寿、健康」を願って縁起物に選ばれています。
【赤飯】
お赤飯も日本人にとっては定番の縁起物。赤色は呪力があり、災いを避ける力があると信じられていました。風呂敷に包まれたものは小さな俵に入ったものなど、見た目も工夫したものが多くあるようです。
【扇子】
先端が広がる形をしていることから、子孫や一族の繁栄を願って扇子を贈ることもあるようです。
【砂糖】
かつては高級品だった砂糖は、おめでたい日に配られていた砂糖。「めでたい」とかけて、鯛のを模した砂糖菓子を贈ることもあります。

〜西洋のもの〜
【バームクーヘン】
バームクーヘンも最近は結婚式の引き出物の定番ですね。切り口が木の年輪を連想させることから、「長寿・繁栄」を願って贈るそうです。
【紅茶】
今はポピュラーな飲み物の紅茶ですが、中国で飲まれ始めたころは、不老長寿の霊薬として身分の高い人しか味わえなかったそうです。現代でも長寿をもたらす縁起物として引き出物にもよく使われます。
【銀のスプーン】
日本におけるお箸のような存在・スプーンは、ヨーロッパでは出産祝いの定番。英語では裕福な生まれのことを「Born with a silver spoon in his mouth(銀のスプーンをくわえて生まれた)」と表現するそうです。日本でも「食べ物に困らない」、「幸せをすくう」アイテムとして縁起物に用いられています。
【ドラジェ】
「ドラジェ」はイタリアで生まれたとされる、アーモンドを砂糖でコーティングしたお菓子です。実をたわわにつけるアーモンドは、西洋では子孫繁栄のシンボルなんだそう。日本でも引き出物として広まりつつあります。
【6ペンスコイン】
贈り物ではないですが、欧米には、花嫁の左の靴の中に6ペンス硬貨を入れる風習が古くからあります。童謡「マザー・グース」に登場する歌「6ペンスコイン」の最後に、「花嫁の靴に6ペンス」という言葉が出てくるのが由来といわれ、幸せをもたらすとされています。


縁起の悪い引き出物はあるの?

縁起がいいとされる物がある一方で、縁起が悪いことから、引き出物としてふさわしくないとされるものもあります。

【割れるもの・切れるもの】
ペアのマグカップやお皿は引き出物の定番ですが、「割れる」ことが夫婦の別離を連想させることから縁起が悪いとされることもあります。カタログギフトの商品として人気の包丁も、縁が「切れる」という意味から避けた方がよいといわれる場合があります。
【偶数の引き出物】
ゲストには引き出物と引き菓子、それぞれひとつずつを持ち帰ってもらう、というパターンも多いですが、2や4などの「割り切れる」数は縁起が悪いと、プチギフトなどを1品増やすカップルもいます。


縁起物がちょっと古臭く感じてしまう方は・・・

調べ始めると、いろいろな縁起物やタブーがあるようです。それぞれの縁起物には由来や理由がありますが、例えば引き出物の販売会社が、より多くの商品を買ってもらうために縁起物の話を持ち出す・・・なんてこともなきにしもあらず。
気にせず新郎新婦が贈りたいものを引き出物に選ぶのもよし、縁起物を生かした引き出物を考えるのもよし。
基本的にはカップルの自由ですが、地域や親族によっては風習を大切にする場合もあるので、事前に確認した方が良いでしょう。
例えば親族や上司には縁起物を、友人には代わりにプチギフトを贈るなどの「贈り分け」をするのもひとつの方法ですね。

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