湯の花せんべいAR缶3缶セット

優しい光に満ちた作品でうちの商品を表現してくれる林君に、毎度お世話になってます。

ジャパンらしいと好評だった缶カンが展示の為にNYに渡り、寅さんとのコラボ企画ではかつてロケ地だった菰野町をPRする企画書を手に、大企業の松竹さんに単独で乗り込みましたね。お祖父さんも喜んでるでしょうね。

菰野町を出なかったうちの商品が、東京で赤福さんの隣に並んだ時は感無量やったな。

HPのバーチャル撮影に携わった僕も最近の進化には目を見張ります。

旅の土産としての価値観がコロナを機に変わったしね。自分達も変化してかんと追いつけへんよ。

当時は返品の山抱えて孤独に戦ってましたね。

あん時は自分を保つのがホンマにキツかった…。SNSで窮状を知った旧友達が全国から注文してくれたり、昔の恩人が「何個でも構へんから送れ」言うて連絡くれたり。夜中の工場で一人、むっちゃ泣いたわ。今日まで沢山の人との繋がりでやって来れたんやなと。

恩人さんには何個送ったんです？

30個。

多ッ（笑）。

酸いも甘いも経験した大人達が子供の頃の素朴な味に回帰する。そんなお菓子でもあるんかな。

移ろいゆく景色の中でかつての子供達が「あぁ懐かしいな」って頬張る、そんな光景が今後も続いていくんだと思います。