陸前高田産たかたのゆめ

始めた当時「いわた13号」って名前だった「たかたのゆめ」だけど、初めて収穫して食べた時のことは忘れられないね。もちもちで甘くて、これはすごいな、おいしいなって思ったよ。

苦労話は色々あるけどね（笑）。金野さんから始まって、増えていった生産者は全部で51人か。

思い返すと、４年前から始めて今や51人。沢山の人が関わってきたと思うと感無量だね。

私はなんでものめり込むしつこい性格だったから、この陸前高田の中山間地、米の出荷農家が少ない地域でどう売りだしていこうか、とことん考えたね。小さな自治体単位で新種の米の生産に取り組んでいるのは多分陸前高田くらいじゃないかな。

そうだね。最初、２・５キロの種もみを大事に大事に育ててさ。失敗したら大変だって感じたことを思い出したよ。

たかたのゆめは、陸前高田全体の一次産業の起爆剤になってほしいと思っている。米だけじゃなく、農産物、水産物とたかたブランドを売りだしていきたいね。

頑張っていきたいね。たかたのゆめも、もっともっと全国の人たちに食べてもらいたい！

いやー、たかたのゆめのことになると思いが強すぎてね、つい熱くなってしまうなぁ。また女房に「話しすぎだ！」って怒られちゃうよ（笑）。