・カタログギフトの商品交換申込期間は6ヶ月です。詳しくはこちら 地元のギフトとは
【ご確認ください】
令和6年能登半島地震によるお荷物のお届けについて詳しくは こちら

出産内祝いの「のし」完全ガイド:マナー・書き方・選び方

トップ画像

出産内祝いは、赤ちゃんが無事に生まれたことを感謝し、贈り物をいただいた方々にお礼を伝える大切な贈り物です。内祝いを贈る際には、「のし」を使うことで、感謝の気持ちやお祝いの意を伝えます。ここでは、出産内祝いにおける「のし」の選び方やマナーについて詳しく解説します。

出産内祝いの基本:のし紙のマナー

のし紙の基本:水引と表書き

「のし紙」とは、贈り物に添える装飾された紙のことです。出産内祝いにおいては、紅白の蝶結びの水引を使うのが一般的です。蝶結びは、何度あっても喜ばしい出来事に使われる結び方で、出産という大きな喜びにぴったりです。
また、「のし」の表書きには、「内祝」や「出産内祝」と書くのが一般的です。これにより、出産を祝う気持ちが込められ、受け取る側も贈り物の意図を理解しやすくなります。表書きは手書きや印刷で行うことが多いですが、筆ペンや毛筆を使用すると、より格式が感じられます。

水引の選び方

出産内祝いの水引には、「紅白蝶結び」が最適です。蝶結びは、結び直せるため、何度でも祝うことができるお祝い事に用いられます。
一方で、結婚や快気祝いなど一度きりであってほしい出来事には、結びきりの水引を使います。出産内祝いでは、紅白の蝶結びが最もふさわしい選択です。水引の色には意味があり、紅白はお祝い全般に使用され、特に出産内祝いには適しています。
金銀の水引は、出産内祝いには避けたほうが良いでしょう。

表書きの書き方

表書きは、のし紙の上段に書く文字で、贈り物の目的を明確に示します。出産内祝いの場合、水引の上に「内祝」または「出産内祝」と記載します。さらに、水引の下に赤ちゃんの名前を記載します。相手に赤ちゃんの名前を周知してもらうことが目的なので、名前の横に振り仮名を付け加えることを忘れないようにしましょう。双子の場合は、生まれた順番に右から名前を書きます。

内のし vs 外のし:状況に応じて使い分けよう

内のし:配送時に最適

内のしとは、品物に「のし」を直接かけ、包装紙で包む方法です。郵送で内祝いを贈る場合は、「内のし」を選ぶのが基本です。包装紙の内側に「のし」があるため、配送中に破れたり、汚れたりする心配が少なく、きれいな状態で相手に届けることができます。特に遠方に住んでいる方や、配送中に「のし」が傷つくのを避けたい場合は、内のしを選びましょう。また、控えめな印象を与えたい場合にも「内のし」が適しています。

外のし:手渡しに最適

外のしとは、品物を包装した上に「のし」をかける方法です。手渡しで内祝いを贈る際には、外のしが適切です。贈り物の表書きが見えやすく、相手に感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。直接手渡しする際に「のし」が汚れる心配もなく、表書きが目立つため、贈り物の意図が伝わりやすいというメリットがあります。

短冊のし:小さな品物に最適

短冊のしとは、のし紙を簡略化した短冊状のもので、のし紙の掛けられないような小さな品物などに貼って使用します。のし紙を掛けるのが難しい品物や、小さな品物を送りたい場合に最適です。短冊のしを使用してもマナー違反にはなりませんが、あくまでのし紙を簡略化したものであるため、目上の人や高齢の人に贈ると失礼と考える人もいます。目上の方や格式を重んじる場合は、通常ののし紙を使用するのが望ましいでしょう。

その他のマナー:送るタイミングやメッセージカード

送るタイミング:出産後1~2カ月が一般的

出産内祝いを送るタイミングは、出産後1〜2ヶ月が一般的ですが、産後の体調や赤ちゃんのお世話など、忙しい時期でもあります。遅れてしまうこともあるかもしれませんが、その際は、事前に一言お詫びの言葉を添えて送るようにしましょう。

メッセージカード:赤ちゃんの誕生報告と感謝の気持ちを添えよう

内祝いにメッセージカードを添えることで、さらに心のこもった贈り物になります。カードには、感謝の気持ちと赤ちゃんの誕生を報告する内容を記載しましょう。また、赤ちゃんの名前や性別、誕生日に加えて近況報告を記載することで、受け取った方々にさらに喜ばれます。手書きのメッセージだと、より一層気持ちが伝わります。

まとめ

出産内祝いは、感謝の気持ちとお祝いを受けた喜びを表現する大切な儀式です。「のし」の選び方や書き方、内のしと外のしの使い分けなど、マナーを守ることで、より心に残る贈り物になります。贈る相手を思いながら、最適なギフトを選び、心を込めて内祝いを送りましょう。