【ふじ】大泉桜の時代ハムセット

住宅地のこの立地で30年やってこられるのってすごいことですよね。

その当時、東京では今のウチみたいにお店の裏でハムソーセージをつくって表で売るところがあって、そういうところで修行していたんだ。それで独立するときにどこでやろうかなって考えて、生まれが九州だから帰ろうかなって思ったんだけど、物件を探していてここにたどり着いたんだよ。

そうだったんですか。お店に出ていて思うのは、すごく常連さんが多いなぁってことです。毎週きてくださいますよね。

そうだね。だからというわけではないけど、お惣菜の材料はできるだけ地元産のものを使うようにしてるよ。今回出品している時代ハムも大泉に根ざしたものなんだよ。全自動じゃなくて昔ながらのまま、大泉学園の桜をチップにして燻製してるんだ。シンプルなハムだからそのままがっぷり食べてほしいね。

イベントでも好評ですもんね！僕も早く一人前になって、商店街の活性化に役立てるように頑張ります。

保坂君今でも下ごしらえから完成までやってるじゃん。1年目にしてはかなり出来る方だよ（笑）。

この業界では、仕事の仕上がりが綺麗なことを「手が綺麗」っていうんだけれど、保坂さんはまさにそれだよね。性格から来てるのかな？

そうだよね。2人ともまだまだ活躍してもらうから、これからもよろしくね。