【やまぶき】京都の紅茶『和神茶　わこうちゃ』

葉月と百葉の葉の字はお茶やからつけたっちゅうわけじゃないで。

そうなん？ママが、葉月はお茶で忙しい５月に生まれたからって言ってたよ。

ちゃう。葉っていう字をどうしてもつけたかったんや。葉月って名前変えたいか？

いやや！

百葉がいい！

そうか。嬉しいなぁ。２人共、葉をマットに広げて発酵の手伝いしてくれたな。夜遅くまでかかる時は「徹夜する！」ってついて来てくれて。

トラック乗ると風がぷわっーてするし好き。抹茶作る所に行くと汚れるけど。

そりゃ、抹茶舞っとるしやな。４日くらい抹茶すって鼻の中緑やったわ。

えー汚い、お茶がかわいそうやわ。

お茶がかわいそうってか、お父さんの鼻の中入って（笑）。

チョコレートの袋詰めもやった。碾茶アイスも美味しかったよ。

抹茶チョコレートの方が好き。

抹茶が加工される前段階の碾茶は珍しいし、手軽に味わえるようにしたかったんや。うちのお茶の木は１００年前に植えたものもあるんやで。木も名前も、お父さん一人でお茶をやってきたんちゃうでって意味を込めて残しときたいなって。まぁ、２人は無理して継がんでもええかな。百葉の性格はお茶づくりにあってるかもしらんが。

葉月がおるなら木津川おる！"