白山すもも

鈴木さんのすももは、皮の酸味と果肉の甘さのギャップと、かじった時にあふれ出る果汁がまた美味しいんですよね。

うちは3代続く果樹農家で、小さい頃からすももを食べて育ったんですが、小さい頃食べてたすももが甘くて。農家になってから「すももって酸っぱいよね」って言われるとすごく違和感があって。昔の品種でも十分甘いですし、どうにか知ってもらいたいですよね。すももは“甘い”っていうことを。

消費者は結果として「おいしい」という満足感が得られなければリピーターにはならない。すももを育てる上で、どうしたら美味しいすももになるか？を一生懸命考え、学び、実践する姿がすももにも伝わっているのだと思います。

すももはこの地域で50年以上前から栽培されてきた歴史があるんですよ。

昔のように少しずつ輪を広げられたらいいですよね。五十数年前に栽培をやるぞってなった時は地域のみんなで一生懸命に勉強してやっていたと思う。

ここらへんって親は農家なんだけど子供は継がないってなってしまっていて。

一人で考えられるアイディアも出来ることも限られちゃうから、同じ考えで一緒の方向に向かっていけるすもも農家さんが増えるといいですね。

いや～勉強することいっぱいあるな。笑