出産内祝いはいつまでに?時期やマナー、おすすめのギフトをご紹介
赤ちゃんが生まれた際にお祝いを贈ってくださった方々に対し、感謝の気持ちを込めて贈る品を「出産内祝い」と言います。出産内祝いはマナーとして、贈る時期が決まっていますが、産後は赤ちゃんのお世話に追われ、準備が遅くなることがあります。早めに用意できずに後悔しないためにも、新米のお父さんお母さんは、この記事を読んで、事前に出産内祝いについてしっかり準備しておきましょう。
【 もくじ 】
- 1 出産内祝いはいつまでに贈ればいい?
- 1-1 出産内祝いを贈るタイミング
- 2 出産内祝いの贈り方
- 2-1 出産の内祝いに関するマナー
- 2-2 贈る時期は、早すぎるのも禁物?
- 2-3 内祝いは郵送?手渡し?どちらがいい?
- 3 出産内祝いの準備の進め方
- 3-1 出産前に準備を済ませておく
- 3-2 出産祝いをいただいたら、贈り物を手配する
- 4 贈る人のリストアップを「出産前」に
- 4-1 リストに住所や電話番号も入れておく
- 4-2 出産祝いをいただいたらリストを更新
- 5 こんなときはどうする?出産内祝いで困ったときの対処法
- 5-1 贈るのが遅くなってしまったとき
- 5-2 相手が喪中のとき
- 5-3 生後1カ月以降に出産祝いをいただいたとき
- 6 喜ばれる内祝い選びのポイント
- 7 まとめ
- 8 出産の内祝いなら地元のギフトがおすすめ
出産内祝いはいつまでに贈ればいい?
出産内祝いを贈るタイミング
出産内祝いは生後1~2ヶ月に贈るのが一般的です。ただし、出産後すぐに贈る場合もあるため、相手の状況や関係性によって異なります。遅くとも3ヶ月以内には贈るようにしましょう。また、出産前に準備しておくとスムーズです。
出産内祝いの贈り方
出産の内祝いに関するマナー
出産内祝いは、赤ちゃんの誕生を祝ってくれた人々への感謝を示すお返しの贈り物です。
一般的には、いただいたお祝いの半額から三分の一程度の品物を選びます。品物にはのしをつけ、「内祝い」と赤ちゃんの名前を記入します。内祝いは生後1ヶ月以内に贈るのが理想的ですが、遅くとも2ヶ月以内に送ります。また、感謝の気持ちを伝える手紙やメッセージを添えると、より心のこもった贈り物になります。
また、お盆やお彼岸、弔事がある先様へのタイミングなど、贈るのを避けるべき時期もあります。出産前から贈る人のリストアップをしておくことや、出産祝いをいただいたらすぐに贈り物を手配することが大切です。贈るのが遅くなってしまった場合は、相手が喪中の場合を除き、出産内祝いとして通常どおり贈りましょう。
贈る時期は、早すぎるのも禁物?
出産内祝いを贈る時期は早ければ早いほど良いわけではありません。赤ちゃんと母親の健康状態を優先し、無理のない範囲で準備を進めることが大切です。理想的には生後1ヶ月頃に贈るのが一般的ですが、遅くとも2ヶ月以内に贈るようにしましょう。この期間内であれば、感謝の気持ちをしっかりと伝えることができます。
内祝いは郵送?手渡し?どちらがいい?
内祝いを贈る際に、郵送と手渡しのどちらが良いかは、状況や相手との関係性によって異なります。手渡しは、感謝の気持ちを直接伝えることができるため、親しい友人や近くに住んでいる家族には特に適しています。直接会って話をしながら渡すことで、より温かい感謝の気持ちが伝わります。
一方、遠方に住んでいる人や、頻繁に会う機会がない人には郵送が便利です。また、相手の忙しい生活やスケジュールを考慮し、負担をかけないためにも郵送が適している場合があります。郵送する際には、丁寧に梱包し、感謝の気持ちを伝える手紙を添えると良いでしょう。
どちらの方法を選ぶにしても、大切なのは相手に対する感謝の気持ちをしっかりと伝えることです。相手の状況や関係性を考慮して最適な方法を選びましょう。
出産内祝いの準備の進め方
出産前に準備を済ませておく
出産前に内祝いの準備を進めておくことは、多くのメリットがあります。まず、出産後は赤ちゃんの世話や母親の体調回復で忙しくなりがちです。そのため、事前に準備を進めておくことで、出産後の負担を軽減し、余裕を持って内祝いを贈ることができます。
具体的な準備としては、まず、内祝いにどのような品物を贈るかをリストアップしておくと良いでしょう。候補として人気のあるタオルやお菓子、日用品、カタログギフトなどを検討し、予算も事前に設定しておきます。これにより、出産後に慌てて品物を選ぶ必要がなくなります。
次に、贈る相手のリストを作成しておきます。家族や親しい友人、職場の同僚など、出産祝いをいただく可能性のある人たちの名前と住所を整理しておきます。これにより、出産後にいただいたお祝いを迅速に把握し、内祝いを手配することができます。
また、のしやラッピングの準備も事前に行っておくとスムーズです。のしには「内祝い」と赤ちゃんの名前を記入しますが、この作業を事前に済ませておくことで、出産後の手間を省くことができます。
さらに、感謝の気持ちを伝える手紙やメッセージカードも事前に用意しておくと良いでしょう。簡単なテンプレートを作成しておけば、出産後に名前や日付などを追加するだけで済むため、迅速に対応できます。
出産前に内祝いの準備を進めておくことで、出産後の忙しい時期にも余裕を持って感謝の気持ちを伝えることができるようになります。これにより、内祝いの贈り方がより丁寧で心のこもったものとなり、受け取る側も喜んでくれるでしょう。
出産祝いをいただいたら、贈り物を手配する
出産祝いをいただいたら、まず最初に感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。そのために、いただいたお祝いをきちんと記録し、誰から何をいただいたのかを把握しておきましょう。この情報を元に、適切な内祝いを手配します。
内祝いの手配を始める際には、まず予算を決めます。一般的にはいただいたお祝いの半額から三分の一程度の金額で内祝いを選びます。予算が決まったら、次に内祝いの品物を選びます。選ぶ際には、相手の好みやライフスタイルに合ったものを考慮しましょう。例えば、日常的に使えるタオルやお菓子、実用的な日用品などが人気です。最近では、相手に選んでもらえるカタログギフトも多く選ばれています。
品物を決めたら、のしをつけることを忘れないようにします。のしには「内祝い」と書き、赤ちゃんの名前を記入します。のしの種類や書き方も事前に確認しておくと安心です。
内祝いを手渡しする場合は、相手の都合を考慮して訪問日を調整します。直接会って感謝の気持ちを伝えることができるので、親しい友人や近くに住む家族には手渡しが良いでしょう。一方、遠方に住んでいる方や、忙しい相手には郵送が便利です。郵送の場合も、丁寧に梱包し、感謝の手紙やメッセージカードを添えると良いです。
内祝いを送るタイミングも重要です。一般的には生後1ヶ月以内に贈るのが理想的ですが、遅くとも生後2ヶ月以内には贈るようにしましょう。これにより、感謝の気持ちがしっかりと伝わります。
全体を通して、いただいたお祝いに対して感謝の気持ちを示すことが一番大切です。心を込めた内祝いを手配することで、相手に喜んでもらえるよう心がけましょう。
贈る人のリストアップを「出産前」に
出産前に贈る人のリストを作成しておくと、出産後に忙しい中で内祝いをスムーズに手配できます。リストには家族や友人、職場の同僚など、お祝いをいただく可能性のある人々をリストアップしておきましょう。これにより、いただいたお祝いに対する迅速な対応が可能になり、感謝の気持ちを早く伝えることができます。
リストに住所や電話番号も入れておく
出産内祝いを贈る際には、贈る人のリストアップを出産前に行い、先様の年齢・家族構成・ライフスタイルなどを考慮したおおまかな分類をしておくと、後の品物選びがスムーズになります。リストには氏名のほか住所や電話番号も入れておくと、お礼の連絡をする時に便利です。
出産祝いをいただいたらリストを更新
出産祝いをいただいたら、リストを更新することは、内祝いを手配する際にとても役立ちます。特に生後7日〜1ヶ月位は出産祝いを多くいただく時期と育児の慌ただしさが重なります。いただいた物のだいたいの相場が分かっていれば書き込んでおくとよいでしょう。
こんなときはどうする?出産内祝いで困ったときの対処法
贈るのが遅くなってしまったとき
内祝いが遅れてしまった場合でも、誠意を持って対応すれば問題は解決できます。まず、内祝いが遅れてしまったことをお詫びすることが重要です。丁寧に謝罪し、遅れた理由を簡潔に説明します。例えば、「出産後の慌ただしさの中で遅れてしまいました」というような具体的な理由を伝えると良いでしょう。
次に、改めて感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。内祝いを贈る際には、通常の贈り物に加えて、心のこもったお詫びと感謝のメッセージを添えると、相手に誠意が伝わります。このメッセージには、「遅れてしまい申し訳ありません」といった謝罪の言葉と、「素晴らしいお祝いをありがとうございました」という感謝の気持ちを込めます。
また、内祝いの品物を選ぶ際には、相手に対する気遣いをより一層示すために、少し特別なものを選ぶことも一つの方法です。例えば、通常よりも豪華なカタログギフトや、相手の好みに合わせた特別な贈り物を選ぶことで、遅れたことに対する配慮を示すことができます。
さらに、贈り物が届いた後に、相手からの反応を確認することも大切です。電話やメールで連絡を取り、「内祝いが無事に届いたか」と確認しながら、再度感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。このように、丁寧な対応を心がけることで、遅れてしまった内祝いに対する誠意をしっかりと示すことができます。
以上のように、内祝いが遅れてしまった場合でも、誠意を持って対応し、感謝の気持ちを伝えることで、相手に理解してもらえるでしょう。
相手が喪中のとき
相手が喪中の場合、内祝いを贈る際には特に配慮が必要です。まず、喪中の期間中は祝い事を控えるのが一般的ですので、内祝いを贈るタイミングには注意が必要です。喪中が明けるまで内祝いを送るのを待つのが良いでしょう。
もし喪中の間に内祝いを贈る必要がある場合は、品物の選び方や表現に配慮します。例えば、派手なデザインや高価すぎる品物は避け、シンプルで落ち着いたものを選ぶようにしましょう。贈る品物としては、日常的に使える消耗品や食べ物などが適しています。
また、のしの表書きも「内祝い」ではなく、「御礼」や「志」とすることが適切です。のし紙も通常の紅白のものではなく、白黒のものを使用します。このような配慮をすることで、相手の気持ちに寄り添った内祝いを贈ることができます。
内祝いを送る際には、感謝の気持ちとともに、お悔やみの言葉を添える手紙を同封すると良いでしょう。手紙には、「この度はご丁寧なお祝いをいただき、誠にありがとうございました。ご喪中の折、お気遣いをいただきましたこと、心より感謝申し上げます」といった文面を含めます。
以上のように、相手が喪中の場合には、内祝いを贈るタイミングや品物の選び方、のしの表書きに細心の注意を払い、相手の心情に寄り添った配慮をすることが大切です。
生後1カ月以降に出産祝いをいただいたとき
生後一か月以上経ってからお祝いをいただいた場合でも、内祝いを丁寧に準備し、感謝の気持ちを伝えることが重要です。この場合も、いただいたお祝いに対して迅速に対応することが大切です。
まず、お祝いをいただいたことに対する感謝の気持ちをしっかりと伝えることが第一です。お礼の手紙やメッセージカードを添えて、内祝いを贈る際に、感謝の言葉を具体的に記します。例えば、「この度は素敵なお祝いをありがとうございました。お心遣いに感謝いたします」という内容を含めると良いでしょう。
内祝いの品物は、通常通り、いただいたお祝いの半額から三分の一程度の価格のものを選びます。相手の好みや生活スタイルに合った品物を選び、相手に喜んでもらえるように配慮します。例えば、実用的なタオルや日用品、お菓子、カタログギフトなどが一般的です。
のしをつける際には、「内祝い」と記載し、赤ちゃんの名前も書き添えます。内祝いを手渡しする場合は、相手の都合に合わせて訪問日を調整し、直接会って感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。遠方の方や頻繁に会えない方には、郵送を利用して丁寧に梱包し、感謝の手紙やメッセージを添えると良いです。
内祝いを贈るタイミングについては、できるだけ早めに対応することが望ましいです。お祝いをいただいてから、遅くとも1~2週間以内には内祝いを手配し、感謝の気持ちを早く伝えるようにしましょう。
以上のように、生後一か月以上経ってからお祝いをいただいた場合でも、迅速かつ丁寧に内祝いを準備し、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。これにより、相手に対する礼儀を尽くし、良好な関係を保つことができます。
喜ばれる内祝い選びのポイント
出産内祝いの贈り物として喜ばれるものには、いくつかのポイントがあります。以下に、そのポイントを6つ詳しく説明します。
1.実用的なもの
日常生活で役立つ実用的なアイテムは、多くの人に喜ばれます。例えば、高品質なタオル、キッチン用品、洗剤セットなどは、家庭で日々使えるため、相手にとっても便利です。
2.消耗品
食べ物や飲み物などの消耗品は、好みに合わせやすく、無駄になりにくい贈り物です。高級なお菓子やお茶、コーヒー、調味料セットなどは、多くの人に喜ばれます。特に、地元の特産品や季節限定の商品など、少し特別感のあるものを選ぶと良いでしょう。
3.カタログギフト
カタログギフトは、相手が自分で好きなものを選べるため、失敗が少ない贈り物です。様々なジャンルの商品が揃っており、相手の好みや生活スタイルに合わせて選んでもらえるので、喜ばれます。
4.パーソナライズされたもの
名前やメッセージが入ったパーソナライズされた贈り物は、特別感があり、相手にとっても記念になるものです。例えば、名前入りのタオルやフォトフレーム、特別なメッセージが刻まれたアイテムなどが挙げられます。
5.趣味や好みに合わせたもの
相手の趣味や好みを考慮した贈り物は、特に喜ばれます。例えば、料理が好きな人には高級な調理器具やスパイスセット、アウトドアが好きな人にはキャンプ用品など、相手が楽しんで使えるものを選ぶと良いでしょう。
6.高級感のあるもの
自分ではなかなか買わないような高級感のある贈り物も喜ばれます。例えば、高品質なタオルやリネン類、ブランドの食器やグラスセットなどは、特別な贈り物として喜ばれることが多いです。
これらのポイントを考慮して、出産内祝いの贈り物を選ぶことで、相手に喜んでもらえる素敵な贈り物となります。
まとめ
出産内祝いに関するまとめです。
・産後は忙しく体調も優れないため、出産内祝いの準備は産前に済ませておくことが望ましい。
・出産内祝いは基本的に産後1か月以内、遅くても2か月以内に贈ることがマナーとされている。
・内祝いリストの作成やカタログ請求、内祝いに適した品物のチェックをしておくことがおすすめ。
・出産内祝いの金額相場はお祝いの半返し(2分の1)〜3分の1の金額が目安
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