竹焼酎「篤姫」

私たちの竹焼酎がブレイクしたのは、2020年の父の日ギフト。出荷に間に合わせるために、仲間にも手伝ってもらったりと、あの時は大変だったね。

事業を前任者から引き継いで3年。ここまであっという間だったなぁ。

初年度は、東京ギフトショーの飲食部門で大賞をいただいたり。2020年は父の日で知名度も急上昇。結果が出てきたのは嬉しいね。

竹林面積が日本一・鹿児島県の竹を使った竹焼酎。商品自体がインパクトもあって魅力的なので、最初はとても不安だったけれど「絶対うまくいく！」と思っていたよ。30メートルほどもある大きくて太い孟宗竹を切り出しに行くところから始まるんだけど、以前は崖に生えている竹まで探しに行ったり、大変だったな。

その後、竹を天日干しにしたり、油抜きをしたりと、カビ・湿気対策を行いながら衛生面に気をつけて焼酎を竹に注入。その方法は、企業機密なのよね（笑）。

そうそう（笑）。器となる竹をバーナーであぶる技術も、竹を綺麗に見せるため、1秒レベルの工夫が必要なんだ。

中に入っている焼酎は、芋くささがないので女性にも飲みやすくて。竹に入れることで、竹のエキスが混じって凝縮されていくのよね。

そうして完成した竹焼酎の飲み頃は、届いて約1週間。ぜひ多くの方に飲んでもらいたいな。