【やまぶき】原木みやま舞茸

あんちゃん、僕たちは子どもの頃からの付き合いだね。

長いね～。小さい頃から近所に住んでてね。僕たちの村も高齢化と過疎化が進んでしまったね。

そうだね。村の一体化のために「何かこの村の特産品をつくろう」と思って立ち上げたのがこの組合。村の自然を活用してできるものを考えて浮かんだのが、僕が組合設立前から続けていたキノコづくり。

設立する前、かっちゃんが3、4年かけて舞茸の研究をしたんだ。

うん。僕のつくる舞茸が村内で「こんな舞茸見たことない！」って大好評で。販売していたら完売が続いて、村の人と相談して設立したんだよね。

毎年10月に行う舞茸祭りでは、毎回完売するほど愛されていてね。念のために多く持って行っても全て完売してしまうほど。毎年多くの人が来てくれるからすごく嬉しい。

僕たちは自然発生に近いような舞茸づくりを心がけていてね。通常の舞茸とは違った見た目、香り、食感に自信がある。舞茸祭りでも振舞っている、舞茸の味噌汁が僕たちのおすすめの食べ方だね！

これが感動する美味しさなんだよね！かっちゃんがつくってくれた舞茸を長く続けていけるように、若い世代にも舞茸の魅力を伝えていこうね。

そうだね！この舞茸を通して、村の知名度を上げて活性化につなげられたらいいな。