【やまぶき】さといも麺

親父が会社をはじめてもう11年か。思い返すと、家業を継ごうって意識が常にあった気がしていて。俺は食品の知識がなかったからこそ、今思い切りこの仕事ばできとるけん。

実は、俺も学生の頃から継ぐことはずっと頭にあったけん。でも、今こうやって地元に戻ってきて農業をやっていることが不思議なんよね（笑）！農業は日々の経験が本当に大切なんだなって身に染みてる。

全然違うことをやっていたのに、ふたりとも会社のことを考えてたんだな（笑）。ここ数年は商品開発もするようになって、色々な商品も生まれて。

そうそう。はじめてつくった自社商品は「ちょび」だったよね。畑で捨てられてしまうようなコロコロした小さなさつまいもを使った干し芋で、今でもうちの自慢の商品！

うんうん！これから、果物を使った商品開発も進められたらいいなって思っとるけん。

農業部門もこれからスマート農法を取り入れていきたい。時代の流れに乗っていろいろなものを取り入れてみたいと思っている。

真之は野菜に対してとことん追求してつくりよるけん、いつもいいものを提供してくれて感謝の気持ちでいっぱいだよ。

いやあ、工場や営業のことはいつも任せっきりだからなぁ。俺はいっつも畑にいてやりたいことができてるから。俺こそありがとう！