おすすめジャム２本セット

うちは母が女手ひとつで始めたジャム工房。夫婦で経営を引き継いでからは、家族みんなでこの味を守っちょん。

伝統の手すき和紙を赤い紐で結んだこのスタイルも、40年間変わらないデザインやもんね。

柔らかな和紙を使うこのラッピングは難しくて、それぞれ和紙担当・紐担当ちいった具合に家族で分担しながらの根気作業。でも俺、このひそやかな時間を大切に思ってるんよ。この家族の時間が、ことことやの根幹やと思うんよね。

うん。お義母さんの手づくりジャムを弟とケイタ氏が瓶に詰め、叔父がデザインした和紙包装を家族みんなでラッピング。うちのジャムは家族みんなの努力の賜物やね。

やけん喧嘩はご法度（笑）。絶対ジャムの味に影響するやん。1日の始まりの朝食に添えられるジャムは、幸せな1日への足がかり。やけん、まずはつくり手である自分たち家族が幸せにならんとな。

素敵やん〜！ケイタ氏、そんなこと考えてたん？

何事も理屈こねるタイプやけん。でも直感型の直江は、深く考えんとも楽しくジャムづくりしてるやろ？

あはは。湯布院の人は感性が豊かやわ。ここはゆったりとして不思議な魅力に満ちた土地。

みんなせかせかしてないよな。そんな湯布院で長年愛されてきたお袋のジャム。これからもこの味を、家族みんなで守っていこうな。