しろえび紀行

「富山湾の宝石」なんて言われる白えびだけど、煎餅になると白えびの繊細さに加えて独特の強さがでてくるよね。

そうそう！白えびが漁業として成り立っているのは富山湾だけ。白えびの繊細な味を表現できるよう、お米も地元のうるち米を100％使っている。

一番売れたのは北陸新幹線開通の時かな。需要がある年と過去一の不漁が重なってしまって、あの時はちょっと大変だったね……！

原料が本当に少ない中、日合さんをはじめ原料業者さんがちゃんと供給してくれて。あの時本当に取引先業者さんや地元の方のありがたみを感じたよ。地域やお得意先さんとの繋がりはこれからも大事にしていきたいな。

うんうん。いろいろな繋がりの上に成り立ってるよね。僕たち白えび業者だったら、漁師さんがいて、その先には自然がある。海が汚れたら白えびはいなくなってしまうから、自然は大切だし、海を汚したらいかんなって思うよ。

白えびの漁師さんたちは自分たちで漁獲制限をしたり、すごく自然保護の意識があるよね。

そうだね。大切な資源を守りながら、白えびをもっとみなさんに知ってもらえるようPRしていきたいな。

そして白えびをきっかけに富山に遊びにきてもらいたいね。富山は日本一おいしい県だから！