焼き豚P バラ肉

大学と就職で東京で暮らしていたけど、香川で家業の建設業を継ぐことになって、経営の勉強をしに行った大学院で平石さんに出会ったんだよな。

面白いことをしているなと思って。バイトに来たり研究対象にしたりしていて、今に至るんだよね。

地元を元気にしたいと思ってた時に、実家の近所の精肉店が閉店と聞いて小さい頃の誕生日とか特別な時に食べた焼豚の味がふと頭をよぎってね。食品に携わるとは思ってなかったけど、あの味を無くしたらあかんやろ、と思ったんだ。初めは精肉店の店主に「弟子は取らん！」と言われていたけど、頼み込んで（笑）。

味の再現は大変だったけど、レシピがしっかりすれば店主が変わってもあの味を残していけるからよかったよな。

最初は自分が食べたくて弟子になって試行錯誤をしたんだけど（笑）、特産品である豚肉やニンニク、そして醤油などの調味料も地元産を使えるし、事業としてもいける！と思ったんだ。

全国に広がってきたから、品質はもちろん生産量も増やして地域の雇用も増やしていかなきゃね。

これからは同じく香川県名産のうどんと協力したり、「地域のいいもんで手を組んで地域を元気にする」ことを続けていきたいな。一過性のブームではなく、１００年続く事業に出来るように頑張るよ！