恵那峡フレッシュハムＢセット

元々は現社長の父親が創業した会社で、鶏肉を売るところから始まったんだよね。僕は現社長の甥っ子で、子どもの頃に見に来たのを覚えてるよ。まさか大人になってそこで働くとは思わなかったけど(笑)。

そうなんですね(笑)。僕は恵那市の出身で、別の食品メーカーで働いていましたが、中部食産のことは知っていました。11年前に転職してから営業の仕事をしています。工場長は普段どんなところに苦労していますか？

温度管理には苦労するよ。夏と冬とでは温度が全然違うからね。肉の温度が1度違うだけで味や食感が違ってくるんだ。だから途中で何度も何度も温度を確認している。大島君は？

そうですね。僕はお客さんに自社の商品のことを知ってもらうのに苦労します。巷にはハムやソーセージがたくさんありますからね。うちの商品のこだわりを話しています。

うちは昔ながらの製造方法にこだわっていて、手間と時間はかかるけど、肉を熟成させて旨味成分を引き出しているんだよね。

そうですね。手作業で製造しているので価格的には安くはないのですが、たくさんの人にこだわりの味を楽しんでほしいです。

県外にいる知り合いが一度食べたら「本当においしい！」とファンになってくれてね。これからも安心安全でおいしい食べ物をつくり続けていきたいな。