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お祝いのお返しの金額相場は?1万円で内祝いのギフトを選ぶには

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1万円のお祝いを貰ったら?内祝いのお返しについてのポイントや基本的なマナーを解説する記事です。お返しの金額相場や選び方やお返しギフトの人気アイテムもご紹介します!

内祝いとお返しの違いは?

内祝いとお返しは同じ意味に見えますが、実は異なる意味を持ちます。それぞれの違いについて詳しく解説します。

内祝いとは:
内祝いとは、結婚や出産などのおめでたい出来事があった際に、幸せのおすそわけとして身近な人にギフトを送ることを言います。かつて日本では、おめでたい事があると家族や友人、近隣の人を自宅に招いておもてなしをし、幸せな出来事の報告をしていた風習があり、それが内祝いの文化となりました。
現代では、内祝いとはお祝いをいただいた際に御礼の品としてギフトを送ることを指す事が一般的になってきていますが、本来はこのような意味があります。

お返しとは:
お返しはいただいたお祝いに対してお礼の品を送ることを言います。
お返しは、相手からギフトを貰っていない場合にはこちらから渡すことはありません。

つまり、内祝いは本来おめでたい出来事があった人から周囲の人に贈るギフトであり、お返しは相手からもらったものに対して贈るお礼の品という違いがあります。
そのため内祝いは相手からお祝いをいただいていない場合にもこちらから贈ることが可能なのです。
しかし、近年ではお祝いをいただいていない場合に内祝いを贈る事は珍しいケースとなりました。
そのような場合には、丁寧に説明を添えて「幸せのおすそわけ」としてギフトを贈ることが大切なポイントです。

お祝いを1万円いただいたときお返しの金額相場は?

お祝いやお祝いのギフトを手渡された時は、まずは丁寧にお礼を伝えることが大切です。
また、もしもお祝いを郵送で受け取った場合は、すぐに電話をかけてお礼の言葉を伝えるようにしましょう。

いただいた結婚祝いや出産祝いなどに対して内祝いのギフトをお返しする時は、内祝いの金額相場を把握して守ることが大切です。

例えば1万円のお祝いをいただいたとします。
いただいた金額である1万円から内祝いの適切な予算を計算すると、4千円~5千円程度となります。
1万円以上の金額でいただいた場合でも、お返しの金額相場の算出方法を知っておくことで、適切な内祝いのギフトを選ぶことができます。

内祝いの一般的なマナー・金額の相場

ここまで内祝いとはどのようなものなのかざっくりと解説してきました。
この章では、内祝いのマナーや金額の相場について具体的にご紹介して行きます。

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①内祝いの金額相場
②内祝いののしのかけ方
③内祝いの選び方
④内祝いを送るタイミング
⑤内祝いの送り方
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内祝いの金額相場

平均的な内祝いの金額相場:
相手から贈られたお祝いの半額程度のギフトを内祝いとしてお返しすることが一般的です。
例えば、お祝いを2万円もらった場合は、内祝いのギフトの金額は1万円程度にします。
お祝いを1万円をもらった場合は、内祝いのギフトの金額は5千円程度にします。


高価なお祝いをいただいた場合:
親族や目上の方から、「新しい生活に役立てて欲しい」という思いを込めて一般的な金額よりも高額なお祝いをいただく事があります。
そのような場合にはお相手のご厚意に甘えて、いただいたお祝いの1/3程度の金額の内祝いのギフトをお返ししましょう。その際、しっかりと感謝の気持ちを伝える事が大切です。
目上の方から5万円の高額なお祝いをいただいた場合、1万5千円~2万円程度が内祝いのギフトの金額相場として最適です。

後輩・部下からお祝いをいただいた場合:
後輩や部下など、役割が目下にあたる方からお祝いをいただいた場合は、いただいた金額の8割~全額程度で内祝いのギフトをお返しすると良いでしょう。
後輩や部下の方から1万円のお祝いをいただいた例では、8千円~1万円程度の内祝いのギフトを贈ります。

連名でお祝いをいただいた場合:
職場などから連名でお祝いをいただいた場合は、まずお祝いの金額を連名の人数で割り、1人あたりの負担額を出します。次に、その金額の半額程度を内祝いの金額としましょう。
内祝いの金額が低額になることもありますが問題ありません。ささやかながらきれいにラッピングされたギフトで内祝いをお返しします。
また、お祝いをお金ではなくものでいただいた場合には、気が引けるかもしれませんがそのものの金額相場をWEBで検索して調べましょう。いただいたお祝いのギフトの金額相場を連名の人数で割った金額が、内祝いのギフトの金額の目安となります。

例えば5人の友人から連名で5万円相当の贈り物をいただいたとします。
その場合、1人当たりの負担額は1万円となるので、その半額の5千円程度を1人当たりの内祝いの予算とします。


以上が内祝いの金額相場に関する一般的な考え方です。
相手との関係性や、贈り主の気持を考慮しながら、適切な金額のギフトを選ぶようにしましょう。

予算1万円で内祝いを贈る場合

結婚祝いなどは、2万円程度いただく事が多いです。内祝いでは、その半額程度の金額でお返しを送ることが一般的です。つまり、2万円の結婚祝いをいただいた場合、内祝いのギフトの予算は1万円程度となります。この金額相場を考慮しながら、予算に合った内祝いのギフトを選ぶことが大切です。

内祝いのしの種類と掛け方

内祝いのギフトを贈る時は、のしをつけて贈るのが一般的なマナーです。
のしのデザインの違いやのしに入れる文字の違いをご紹介します。これらを理解して、内祝いのイベントにふさわしいのしを選びましょう。

・水引の種類
のしにつける水引には、大きく分けて2つの種類があります。
それぞれの水引に意味があり、使用する場面やマナーが異なりますので、次のポイントを押さえておきましょう。

①結び切り
結びきりは、結んだらほどけない固い結び目を表した水引のむずび方です。
一度きりの貴重な機会であることを祈って、結婚に関するお祝いや退院に関するお祝いののしに使われます。
結婚内祝いや快気内祝いのギフトにつけるのしには、結びきりの水引を用います。

②花結び
花結びは、何度も結び直せる結び目を表した水引の結び方です。
何度あっても嬉しいような、おめでたい事を表します。出産内祝いや入学・入園内祝いのギフトにつけるのしには、花結びの水引を使います。


・表書きと名入れ
のしの上段(水引の上)に贈り物の目的を書くことを、「表書き」と言います。
のしの下段(水引の下)に送り主の名前を書こことを、「名入れ」といいます。
表書きや名入れは、何についての内祝いを贈るかによっていれるべき文言が変わります。
詳しくは次の表を確認してください。

多くの内祝いのギフトでは、購入時にのしの表書きや名入れを指定できるサービスがある場合がありますので活用しましょう。

内祝いの種類 内のし・外のし 表書き 水引 名入れ
出産内祝い 内のし 内祝 花結び こどもの名前
結婚内祝い 内のし 内祝 or 寿 結び切り 夫婦の連名
快気内祝い 内のし 快気祝 or 快気内祝 結び切り 本人の名字 or 本人の氏名
新築内祝い 内のし 内祝 or 新築内祝 花結び 世帯主の氏名 or 一家の名字
入学内祝い 内のし 内祝 or 入学内祝 花結び こどもの名前

内祝いにはさまざまな種類があり、それぞれのシーンに応じて異なるのしのマナーがあります。
表には代表的な内祝いの種類とそのマナーをまとめました。
内祝いを贈る際には、これらのポイントを参考にして適切な内祝いののしをつけ、お祝いのギフトであることが一目見てわかるようにしましょう。

1万円から選ぶお返しギフト:人気の高い商品を紹介

内祝いのギフトの金額相場として最も選ばれる機会の多い、1万円台の予算でおすすめのギフトをご紹介します。
贈る相手との関係や、相手のライフスタイルを考慮してギフトを選ぶ事が大切なポイントです。

家族、親族へおすすめ

・家族、親族へ地元のグルメを贈るおすすめのカタログギフト(1万円台~)
【2商品選べる】ふたりのじもと-2県のギフト-

「ふたりのじもと-2県のギフト-」とは、47都道府県各地の地元の産品を集めた「地元のギフト」から
2つの県の産品を組み合わせてつくるカタログギフトです。
例えば「長野県×群馬県」「新潟県×山形県」など全部で1470通りの2県の組み合わせがあります。

小箱にハガキ大の商品カードが入っているユニークなデザインのカタログギフトで、カードにはその土地の風景や作り手のエピソードが掲載されています。
ふたりのルーツである地元の魅力を伝えながら、その地域の美味しいものを楽しんでもらう事ができるユニークなカタログギフトです。

カタログの中から選べる商品数(1商品~4商品)に応じて価格が異なり、1万円台~では、1つのカタログから2商品選べるタイプがおすすめです。
複数選べるタイプでは、それぞれの県から一つづつ商品を選び、家族で楽しむ事もできますね。

価格: 10,450円 (税込)~
販売サイトURL:https://gift.jimo.co.jp/contents/gift/futarinojimoto/
Yahoo!ショッピングサイト:https://store.shopping.yahoo.co.jp/giftjimo/a4d5a4bfa4.html#sideNaviItems

職場の同僚、上司へおすすめ

職場の方から連名でお祝いをいただいた場合には、個包装のお菓子の詰合せで内祝いをお返しをする方法もあります。個包装のお菓子は分けやすく、職場でシェアしやすいので、全員に行き渡る数を用意しておけば安心です。

例えば、
・10名の連名
・20000円のお祝いをいただいた時
このような場合には、1人あたり1000円分のお菓子が行き渡る様に、1万円程度の予算で内祝いのギフトを選びます。

上司の方へ個別に内祝いをお返しする場合には、文房具以外のアイテムを選ぶと良いでしょう。
文房具は目上の人から目下の人へ「より勉学に励むことができるように」という願いを込めて贈られる事が多いギフトなので、上司への内祝いのギフトとしては別のものを選ぶのがおすすめです。

親友、友人へおすすめ

親友や友人には、お気に入りのブランドの雑貨類や、リラックスタイムを演出する雑貨などのギフトを贈ると喜ばれます。特に、相手の趣味に合わせたプレゼントは、相手にあなたの思いやりを伝えることができるので、心温まる贈り物となるでしょう。
バスタイムを楽しむ入浴剤等のセットやタオル類のセットは、5千円台の価格のものが多くあります。
贈りたいアイテムが1万円の内祝いの予算に届かない場合には、複数のアイテムを組み合わせて予算にあわせるのがおすすめです。
1万円の予算に合わせる為に組み合わせるアイテムは、家族に配れる個包装のお菓子類や、相手が自由に商品を選べるカタログギフトがおすすめです。


・内祝いを送るタイミング
内祝いには様々な種類があり、いただいたお祝いの種類ごとに内祝いを贈る最適なタイミングが異なります。
次の表で、内祝いを贈る最適なタイミングを確認しましょう。

いただいたお祝い 内祝いの種類 金額相場 送るタイミング
出産祝い 出産内祝い いただいた出産祝いの
1/3から半額程度
赤ちゃんが生後1ヵ月になるお宮参りの後に贈る
または出産祝いをいただいてから1か月以内
結婚祝い 結婚内祝い いただいた結婚祝いの
1/3から半額程度
結婚式後の1ヶ月以内
または結婚祝いをいただいてから1か月以内
※お見舞い 快気祝い・快気内祝い いただいたお見舞いの
1/3~半額程度
退院から1か月以内
新築祝い 新築内祝い いただいた新築祝いの
1/3から半額程度
新居に引っ越してから1〜2か月以内
入学・入園祝い 入学・入園内祝い いただいた入学祝いの
3分の1から半分程度
入学式後1〜2か月以内

・内祝いの送り方
内祝いのギフトをお返しする時は、基本的には直接合って手渡すようにしましょう。
その際、お祝いをいただいたことへのお礼や日頃の感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにしましょう。

遠方に住んでいたり、スケジュールの都合が合わない場合は内祝いを郵送で送っても問題ありません。
ただし、郵送する場合は忘れずにメッセージカードや送り状を添えるようにしましょう。
メッセージカードや送り状で、御礼の気持ちと感謝の気持ちを伝えます。
また、配送方法として「置き配」は避けるようにしましょう。

メッセージカードを書く時は、縁起の悪い言葉が含まれないように心掛けるのがマナーです。
例えば、切る・別れる・離れるなどは「縁が切れる」という言葉を連想させるため使わない方が良いとされています。

以下はメッセージの例文です。


・家族、友達へのメッセージ文例
‐‐‐
素敵な結婚祝いをありがとう!
新居の〇〇に使わせていただきました

日頃の感謝の気持ちを込めて心ばかりの品を贈ります
喜んでもらえたら嬉しいです

ようやく新生活にも慣れてきました
ぜひ新居にも遊びに来てください!
これからもどうぞよろしくお願いします
‐‐‐


・上司・恩師の方への丁寧なメッセージ
‐‐‐‐‐
謹啓 

春光の候 ○○様におかれましてはご清祥のこととお喜び申し上げます

この度は 私どもの結婚に際し過分なお祝いを賜り誠にありがとうございました
お礼のしるしに 心ばかりの品をお贈りさせていただきます ご笑納頂ければ幸いです

未熟ではございますが二人で力を合わせ 明るい家庭を築いていく所存です
どうか温かくご指導くださいますようお願い申し上げます

末筆ながら ○○様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

敬白
‐‐‐‐‐

お祝いのお返しを渡す前に!注意すべきポイント

結婚祝いのお返しの品を選ぶ時、いくつかのマナーを守ることが重要です。以下のポイントに気を付けて、相手に喜んでいただける内祝いのギフトを選びましょう。

・高価すぎる、安価すぎるもの
いただいたお祝いよりも高価な物や、逆に安価すぎる物を内祝いでお返しすることは避けましょう。
いただいたお祝いより高価なお返しをする事は失礼にあたりますし、相手に気を遣わせてしまう可能性があります。感謝の気持ちは高価なギフトであらわさず、直接伝えるようにしましょう。
いただいたお祝いより安価すぎるお返しをする事も避け、金額相場にふさわしいものを選ぶように心掛けましょう。
例えば、お祝いを2万円いただいた場合には内祝いの予算は1万円以上2万円未満を目安にしましょう。

・縁起が悪いもの
内祝いのギフトとしては、縁起の悪い言葉を連想させるものは避けましょう。例えば、刃物や櫛などは「切れる」「苦」「死」を連想させるとしてお祝いのギフトとしては避けられています。
また、お礼状やメッセージカードにも縁起が悪いとされる言葉が含まれていないか注意が必要です。

・個性的すぎるもの
内祝いのギフトは、相手のライフスタイルや好みを考慮して選びましょう。大きすぎる記念品や個性的すぎるものは避け、相手に喜んでもらえるギフトをお返ししましょう。

・現金・商品券
現金や商品券などの金券は、お返しの金額がストレートに伝わるため避けます。
相手の好みがわからず内祝いのギフト選びに悩んだ時は、相手が好みのものを選べるカタログギフトタイプのものを検討すると良いでしょう。

・肌着
肌着などは、一般的に内祝いのギフトとしては避けるべきとされています。生活必需品である肌着は、贈る事で「生活が苦しいと思われている」と思わせる恐れがあるため、特別な事情がない限り避けるのが無難です。また、「踏む」という言葉を連想させるため、靴下や靴なども内祝いのギフトには適していないとされています。

〇まとめ

この記事では、内祝いに関する基本的な知識やマナー、金額相場について詳しく解説しました。内祝いはお祝いをいただいた際に感謝の気持ちを表す大切な文化であり、その際にはマナーを守って気持ちよく相手に受け取ってもらえるようにすることが重要です。また、一般的な内祝いの金額相場についてもご紹介しましたが、それぞれの状況や関係性に応じて適切な金額を選ぶことがポイントです。

さらに、内祝いのギフトとして最もよく選ばれる1万円台のアイテムをいくつかご紹介しました。これらのアイテムは幅広い年代や性別の方々に喜ばれるものばかりですので、是非参考にしてみてください。

最後に、内祝いはお祝いのお礼の意味だけではなく、相手に日頃の感謝の気持ちを伝え、これからもどうぞよろしくお願いしますという気持ちを伝える貴重な機会です。
大切な人への内祝いの贈り方について、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。