須賀川産コシヒカリ1等米を使ったママン

饅頭屋を創業したのは初代の亀三じいちゃんだった。

亀三さんがつくった饅頭だから、周りから「亀饅、亀饅」って言われるようになったんだよね。

それから100年近く続いてきた会社だから、継ぐときはそれを継続していかなくてはならないっていう不安はあった。よくうちの会長は代々「初代」って言って、その時代その時代の会社のやり方で会社をきり持っていく方針だったから、俺は俺なりのやり方でやっていければと思う。

そうだね。私はここに嫁ぐとき、お饅頭が食べれるってくらいしか考えてなかったな（笑）。

もともと銀行員だったから、経理関係はやってほしいとは思ってたよ。

結婚するときは、何にもやらなくていいよって言われてたんだけどね（笑）。

今は店番から経理から何でもやってもらってるね。

接客も楽しくて、お客さんに「ありがとう」って言ってもらえたり、喜んでもらうことは仕事の励みになるよ。

そうだね。この先は海外にうちのお菓子を出したい。実際のところ韓国に出す話は進んでるから、それがどのくらい広げるか挑戦してみたいね。

自分たちがつくったものが海外に出ることは嬉しい。うちは手作業だけど小回りは利くと思う。

そうだね。スピーディーにお客さんの要望に対応できることが強みだね。